千葉市中央区・パセリ様 外川憲子様

                         2010.8.6    ユーザー本位の眼鏡処方を推進する会  岡本隆博

    貴殿が「当店のスタッフ」として紹介されている、
    メガネ店「パセリ」のネットサイトhttp://www.o-parsley.com/staff.html(2010.8.6)を
    拝見して疑問に感じたことがありますので、質問いたします。 

    (1)当該サイトに、視能訓練士であり、SS認定眼鏡士でもある女性スタッフの写真が掲載されていますが、
      名前は載っていません。 あの写真の女性は外川憲子さんですね。 
      上記質問に対して「イエス」であるとの前提で、以下の質問をします。 

    (2)「スタッフ紹介」のところに、貴殿は非常勤で眼科に勤務しておられるそうですが、
      その眼科 の名前が書いてありません。 その理由をおたずねします。 

    (3)この女性は、眼科で眼鏡処方もなさるのでしょう。 すなわち、眼科の発行する眼鏡処方箋は、
      形式的には医師の発行になりますが、貴殿の場合には少なくとも子供のメガネについては
      貴殿が度数を決めておられるのだと思います。 
      その場合、貴殿は、口頭や書面(処方箋の封筒に店のことを印刷したり、 
      封筒の中に店の名刺を入れたり)により、貴殿が勤務しておられる「パセリ」店などの
      特定の眼鏡店を紹介したり推薦したりなさるのでしょうか。 
          下記のうちのどれが一番近いでしょうか。 
       a.特定の眼鏡店の紹介や推薦は一切しない。 
       b.患者さんの方から「子供のメガネに精通したいいメガネ店を知りませんか」と尋ねられたときにのみ、
         パセリ店を紹介する。 
       c.店の紹介を頼まれたときには、その眼科から比較的行きやすい場所にある
         子供メガネの品ぞろえの豊富な店を、複数紹介している。 
       d.子供メガネを多少置いている店でも、まず置いていないような、小さい子供の場合にのみ、
         あちこち行ってもらっても良い枠がないから、そういう枠も置いている「パセリ」を紹介する。 
       e.その他(                               ) 

    (4) 貴殿が勤務しておられる眼科は医療法人でしょう。 ということは公益法人です。 
      であれば、特別な理由がない限り、医療法人が民間の営利企業を 単独で紹介するというのは、
      公益法人の性格上、望ましい行為ではないはずです。 
      しかし、そうかと言って、眼鏡処方をしておきながら、
      その処方箋にふさわしいメガネを作ってくれそうな店が多くはないという現実があるのに、 
      それでもかたくなに良さそうな店を一切紹介しないというのも、不親切であると言えるでしょう。 

      以上を勘案すると、公益法人に勤務の貴殿に許容される職務上の行為は、
      c.とd.であると私は考えますが、いま貴殿は、上記のうちのどういう紹介スタイルなのでしょうか。