愛知県岡崎市・(株)東海光学御中

                            2011.11.27   眼鏡公正広告協会  岡本隆博

   貴社の広告の内容につき、ひとつお尋ねします。
   貴社では、下記の広告の中での説明において 調節力の低下は10代から始まる、とおっしゃっています。
   http://www.tokaiopt.jp/mv2011/(2011.11.26現在)
   この説明は貴社の独自の知見によるものではなく、 おそらくどこかの資料からの孫引きでしょうが、
   その元資料での説明は誤りで、 調節力のデータが10歳未満では採れていないせいで、
   そういう誤った説が流布してしまっているわけなのです。


   たとえば、下記のサイトには「調節力は幼児期から低下していく」 という、妥当なで合理的な説明がなされています。
   http://www.me-kaiteki.com/eye-symptoms/presbyopia/myopia-hyperopia.html (2011.11.26現在)
   それは当然であって、そもそも、人間が誕生してから、 10歳前後までは調節力は全く同じ程度に維持されていて、
   どういうはずみか、10歳くらいから調節力が低下しだす…… なんてのは、当然おかしいですよね。(笑)
   貴社のこの広告における、調節力の低下が始まる年齢に ついての説明を、
   今後もこのまま変更されないのでしょうか?