潟^レックスさんへの質問 | |
(株)タレックス御中 2006.11.2 眼鏡公正広告協会 岡本隆博 http://www.ggm.jp/gkkk/ 前略 貴社におかれましては、ますますご清勝のことと存じます。 さっそくですが、下記のことをお尋ねいたします。 質問1 貴社と「プロショップ」との契約において、契約店は貴社の商品をユーザーに 販売する際にメーカー 希望小売価格を尊重しなければ契約を 解除されて商品の供給をストップされるという取り決めがある と聞きました。 その場合の「希望価格を尊重」というのは、具体的には、下記のどの意味でしょうか。 (複数選択可 ) (1)貴社商品の販売価格において、希望価格のとおりに販売する (2)貴社商品の販売価格において、希望価格よりも高く販売することはしない。 (3)貴社商品の販売価格において、希望価格よりも安く販売することはしない。 (4)貴社商品の販売価格において、希望価格か、それよりも安い価格で、 予め定められた一定の範 囲内の価格で販売する。 (5)貴社商品の販売価格において、希望価格か、それよりも高い価格で、予め定められた 一定の範囲内の価格で販売する。 (6)貴社商品の販売価格において、希望価格か、よりも高い価格または安い価格で、 予め定められ た一定の範囲内の価格で販売する。 (7)その他( ) 質問2.契約書には、貴社製品の取り扱いをやめた店によって販売された貴社商品の アフターサービスを責任を持って行うとしてあるそうですが、では契約店によって通販 された商品が、購入したユー ザーの近隣の店でいい加減にフィッティングされてユーザーが 貴社に不満を訴えてきたという場合で あれば、貴社はどのようにしてアフターサービスを なさるのでしょうか。(貴社の契約店のどこかが そのユーザーの居住地から近くにあると は限りませんが) 質問3.貴社のガイドブックには、「レンズをカットして枠入れしてからフィッティング調整を すると、レンズにヒズミが入るのでレンズの加工枠入れの前に枠のフィッティングをすませ てください」 という趣旨のことが書いてあると聞きました。その指導方針は正しいと思いますが、 それなら、メー カーで枠入れしたものを商品として販売するものについては、もはやフィッ ティング調整をしてはいけないのでしょうか。 質問4.上記と同じ理由で、眼鏡店で枠入れされたものを通販で販売したものについては、 やはり、 フィッティング調整をするのは良くないのでしょうか。 |
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(株)タレックス御中 2006.11.8 眼鏡公正広告協会 岡本隆博http://www.ggm.jp/gkkk/ 前略 私たちは、眼鏡業界に対するユーザーからの信頼を高めるためにに、 公正な広告を、と念願して、ネ ットその他で活動しているグループです。 貴社のネットサイトhttp://www.talex.co.jp/index.html (2006.11.8 現在)の中の 記述について、疑問に感じる点が多々ありますので、ここに公開でおたずねをいたします。 (1)「ほんとうのサングラスをかけたことがありますか」と書いておられますが、 貴社のサングラ ス以外はすべて「ほんとうのものではない」すなわち「ウソの」 サングラスであるというご主張でし ょうか。 (2)上記(1)に対して「はい」であれば、家庭用品品質表示法の基準により「サングラス」と 認められたものであっても、貴社のレンズ以外のものはすべてウソのサングラスが あるというご認識な のでしょう。ではなぜ、そう言えるのでしょうか。 (3)上記(1)に対して「いいえ」であれば、貴社のレンズとほぼ同等の価格のサングラス用 レンズにおいて、「ほんとうのサングラス」は、非常に少ないのでしょうか。 それともかなり多いのでしょうか。 (4)ほんとうのサングラスであるところの貴社のサングラスレンズにはすべてそなわってい るにも かかわらず、他社のどのサングラスレンズにも備わっていない性能特長という ものがあるのでしょうか。あるのであれば、それはどういうものであるかということを おたずねします。 (5)「メガネと同じように、サングラスでも、大切なのはレンズです」と書いてあります。 日本語文法では、この係り助詞(あるいは副助詞。格助詞ではない)である「は」は、 他と区別をす る係り助詞であると解釈するのが妥当でしょう。 そうすると、この記述は「大切なのは、レンズであって、枠ではない」という主張であると 受け取られます。 では、実際のところはどうでしょうか。私はメガネ屋を30年やってい ますが、メガネでも度なしの サングラスでも、その大切なレンズを保持する枠も大切です。 すぐにズレ落ちたり、痛くてかけているのが苦痛になるような枠でも、レンズさえ良けれ ばよい、などということはありません。 また、リムでレンズを強くしめつけるとレンズに ヒズミが入ってしまいます。 ですからこの「大切なのはレンズ」という記述は事実に 反するのではないかと思いますが、いかがで しょうか。 * 参考「サングラスにおいてレンズは非常に大切です」という表現なら、枠に関して はどうであると言っておらず、「枠も大切ではないか」というのは反論にはなりません。 (6)貴社の解説に「雑光」という語彙がよく出てきますが、幾何光学および物理光学における 学術用語には、このような言葉はないようです。これは貴社の造語だと思いますが、 「雑光」の定義をお尋ねします。 (7)「目は雑光を浴びている。だから疲れるのです」としてありますが、これは下記のAからHの うちのどの意味だと解釈すればよいのでしょうか。(複数を選んでいただいてもけっこうです) A.我々の目はみな雑光を浴びているので、必ず疲れる。 B.我々の目はみな雑光を浴びているが、その程度が少なければ、それが原因で 疲れるということに はなりにくい。 C.我々の目はみな雑光を浴びているが、その程度が少なくても、それにより目の 疲れが起こりやす い。 D.我々の目が疲れたとすれば、それはすべて雑光が原因である。 E.我々の目が疲れたとすれば、その原因の大半は雑光により。 F.我々の目が疲れたとすれば、その一部には雑光を浴びたことを原因とする疲れもある。 G.雑光を除去するサングラスを常用すれば、目の疲れは必ずなくせる。 H.雑光は屋外屋内のどこにでもあるので、それを完全に除去できる濃いめのサングラスを 常用する ことにより、目の疲れを解消することが望ましい。 (8)貴社の偏光レンズの偏光膜は他社にはない30ミクロンの薄さだそうですが、 その薄さは光学的にどういうメリットがあるのでしょうか。 (9)「品質のよい偏光レンズの見分け方」のところに、A社製ポリカーボネート偏光レンズには ヒズミがあるが貴社の偏光レンズにはヒズミがないという比較写真があります。 これに関しておたずね します。 (9)−1 貴社のレンズについては材質の表記がないのですが、なぜでしょうか。 (9)−2 この写真は平面(度なし)のレンズなのか、度つきのレンズなのかということが 書かれていませんが、おそらく度なしのレンズだと推測されます。 では度つきのレンズで比較するとどうなるのでしょうか。 CR39ではどうでしょうか。屈折率1.67のものではどうでしょうか。 (9)−3 ポリカーボネートのレンズではA社だけでなくどの社のものでもヒズミがある はずですが、なぜわざわざA社とされたのでしょうか。 (9)−4 貴社の普通の偏光レンズは、現在はポリカーボネート以外のCR39の プラスチックレンズが多いと聞いていますが、その材質では、他社の偏光 レンズ(特に価格が安いものでない限り) においてもヒズミは入ってないはず ですが、いかがでしょうか。 (9)−5 プラスチックのアンカットの丸レンズをカットして枠入れした場合に、その材質 に係わらず、締め付けが強すぎると、大きなヒズミが入りますし、レンズが枠 から抜け出ない程度にしめつけますと、レンズ周囲に多少のヒズミが生じます。 貴社の商品で貴社においてレンズを枠に入れて出荷なさる場合、そのヒズミの 許容基準はどのよう に定めておられるのでしょうか。 (9)−6 貴社のレンズを貴社のレンズを仕入れた眼鏡店などが枠入れする場合のヒズミ に関して 、貴社は何か基準を設けるなりして、指導をしておられるのでしょうか。 (10)同じく「品質のよい偏光レンズの見分け方」のところに、「揺れの確認」の比較があります。 貴社のこのレンズと価格的にほぼ同程度の他社のCR39のレンズと比較すれば、この 結果はどうな るでしょうか。 (11)同じく「品質のよい偏光レンズの見分け方」のところに、「平面レンズの度数確認」の比較 があります。 貴社のこのレンズと価格的にほぼ同程度の他社のCR39のレンズと比較す れば、この結果はどうな るでしょうか。 (12)同じく「品質のよい偏光レンズの見分け方」のところに、「赤抜け現象」の比較があります 。 貴社のこのレンズと価格的にほぼ同程度の他社のCR39のレンズと比較すれば、この 結果はどうな るでしょうか。 また、貴社の偏光レンズなら、トルービュー以外のものでも この赤抜け現象が起きないのでしょうか 。 (13)同じく「品質のよい偏光レンズの見分け方」のところに、素材別の品質比較の一覧表が あります。 これにおいては、貴社のCR39の偏光レンズと価格的にほぼ同等の他社の CR39の偏光レンズが 、比較対象になっていません。その理由をおたずねいたします。 (14)偏光レンズには8カーブのものがありますが、あの度なしの場合には、厚みとカーブのせい で、プリズム的にプラスレンズと同様の幾何光学的な作用が生じて、ものがやや大きく見え、 距離感 も若干変わります。 そういう変化はいわば不可抗力なのですが、そのせいで見え 方が不自然だとかいうことで不満や不調 を訴えられるユーザーのかたがときどきおられます。 貴社も8カーブの偏光レンズを発売しておられるようですが、貴社のレンズでは、それに 対してど ういう対処をなさっておられるのでしょうか。 (15)貴社は、枠に入った偏光サングラスを、スポーツ用品とか釣り具とかの店にも卸して おられます。 その場合、満足なフィッティングをしてユーザーにお渡しできるように なるために、そういう店に対するフィッティングの実技教育などはなさっておられる のでしょうか。 (16)貴社の偏光レンズを貴社において枠に入れて商品として出荷なさる場合、偏光軸の水平 誤差は何度を許容範囲となさっているのでしょうか。そして、その誤差の角度の根拠は 何でしょうか。 (17)貴社から出荷されるアンカットの度つき偏光レンズにおいて、乱視つきの場合に、 乱視軸と 偏光軸の許容誤差は何度に設定しておられるのでしょうか。その誤差の 角度の根拠は何でしょうか。 (18)貴社のレンズや、枠に入ったサングラスは、通販でもよく販売されています。 通販ではもちろん、フィッティングなしで販売されるわけですが、通販を行なっているの は「プロショップ」です が、「プロ」ならば、自店の技術に自身と誇りと責任感を持ってい るハズです。本当に責任感を持つ のなら通販はできないと思いますが、いかがでしょうか。 そういう販売方法に対して貴社はどういう見解を持っておられるのでしょうか。 なお、厚生労働省認可の社団法人・日本眼鏡技術者協会は、そのホームページにおい てメガネ類の通販は好ましくないものであることを表明しています。 (19)プライスリストのところに、レンズの価格表が載せてあります。 あの価格は「定価」 「標準価格」「メーカー推奨小売上代」「メーカー希望小売上代」「メーカー参考小売上代」 「市場調査価格」のうちのどれであるとも示されていませんが、そのうちのどれなのでしょうか。 あるいは、他の価格なのでしょうか。 (20)そして、あの価格に関して、どういう価格であるかということの説明がなされていないこと の理由をおたずねいたします。 |
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