兵庫県洲本市・長井メガネさんへの質問

  兵庫県洲本市・長井メガネ様       2007.11.3 眼鏡公正広告協会  岡本隆博 http://www.ggm.jp/gkkk/

  私たちは、眼鏡関係の広告が公正であることを願って、主としてネットで活動をしているグループです。

  貴店がネットに掲出しておられるホームページhttp://www.nagaimegane.co.jp/htm/kids.htm
  (2007.11.2現在) について、お尋ねしたいことがあります。

 (1)ここには「日本眼鏡技術者協会登録店」としてありますが、同協会は店を会員として認めてはおらず、
   あくまでも個人の資格で会員となる団体です。ゆえに、この協会への「登録店」というのは 誤表示であり、
   すみやかに削除または訂正をすべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 (2)貴HPに、下記のように書かれています。

    (引用はじめ)子供の眼鏡には、視力を良くするために矯正、育成、補正の3つの役割があります。
    矯正 :近視や乱視のために目の網膜にピントが合わなくなった状態を、メガネレンズでピント を合わせ
          良く見えるようにすること。   

    育成 :遠視や乱視の屈折異常によって起こる弱視を矯正するために適切なメガネを装用し、視力の発達をうながす。

    補正 :遠視が原因となっておこる調節性内斜視には適切な度数のメガネを装用する事により斜視になるのを防ぐ。
         (引用おわり)
 

   この3分類による用語の使い分けについてお尋ねします。  
    (2)−1 眼科学では、この「矯正」の説明は妥当ですが、日本眼鏡学学会では、これを「補正」 と言っています。
          貴殿におかれましては、これを補正と言うのは適切でないとのお考えなのでしょう が、その理由をお尋ねします。

    (2)−2 上記の貴殿の説明における「補正」の内容は、通常の眼科学では「眼鏡による矯正」と言い、「補正」とは
          言いませんが、貴殿がこれを「矯正」ではなく「補正」と呼ばれることの理由を お尋ねします。

    (2)−3 上記引用の「矯正」と「補正」は用語を入れ替えてもおかしくないようにも思いますが 、上記に記載の用語に
         よる呼び分けの方が適切であるとの貴殿のお考えにより、貴殿はこう書かれた のだと思います。  
         なぜ、この「矯正」「補正」の呼び分けの方が、その逆よりも適切なのでしょうか。I

 (3)老眼を説明したページhttp://www.nagaimegane.co.jp/htm/eye.htm(2007.11.2現在 )に「老眼世代になると、
    目のトラブルも多くなりますので、眼科医による定期的な診断が必要です 」と書いてありますが、これは老眼かなと
    思って眼科へ行ったら、結果は予想通りであってそれ以外 に特に何もなかったという場合に、以後にも、老眼以外の
    自覚症状がなくとも、何か隠れた眼の疾患 があればそれを早期発見するために定期的に眼科へ行って検査
    (眼の健康診断)を受けることが「必 要」だというご主張だと解釈できます。  
    なぜなら、眼に何か自覚症状があれば、貴殿のこういう主張がなくとも誰でも眼科へ行って診察を受けるのは当然ですから、
    ここで貴殿が述べられているのはそういう受診は含まないものでしょうか ら、それなら眼の健康診断だということになります。
    それで貴殿にお尋ねしたいのですが、

    (3)−1 そういう眼の健康診断であれば、当然ながら健康保険は利かないわけですが、それが本当に「必要」な検査
          なのであれば、なぜ健康保険がきかないのでしょうか。

    (3)−2 その健康診断はどのくらいの間隔で「必要」なのでしょうか。 

    (3)−3 その「必要」な検査に、患者候補者一人つき年間どのくらいの出費が自費による検査費用としてかかるのでしょうか。 
    (3)−4 誰もが自費でそういう眼の健康診断を受けることが本当に「必要」なのでしょうか。