名古屋市中区 名古屋眼鏡株式会社様


                     2010.9.24   眼鏡公正広告協会  岡本隆博

    貴社のカタログVOL.41の P.50に、新製品、 HITT200 KENDO m (剣道用メガネ)が 掲載されています。
    私はこれはたいへんな労作だと思います。 ここまで仕上げられたメーカーさんには改めて敬意を表します。
    ただ、部分的に疑問が残る点がありますので、 その点についてお尋ねいたします。
    以下、
《 》内は、原文のままの引用です。

    (1)このフレームは前枠部が46□16だとのことですが、 それでいてカタログには
      
《幼児や小学2、3年生のお面の中に 幅の余裕を残して収まります》としてありますが、
      メーカーさんでは、どれだけの小さなお子さまの面で確認された 上でのご説明でしょうか。
      (参考) 私が所属しております剣道メガネ研究会が 設計し販売している剣道メガネ「龍馬」では、
      サイズを、 大人用の、48□22、48□16、子供用の46□14の他に、
      特別に小さい42□12もラインアップしています。 その理由は、46□14でも、
      お子さんの面に入らない場合があるのですが、、 42□12なら、
      これまでに私が試した 最小サイズの面にも入るからです。
      http://www.skmnet.org/kensenyou.html
      なお、HITT KENDO m も龍馬も、どちらも、 フロントリムから横に智が出ているものでないという点では
      同じですので、それらのフレームについて、面に入るかどうかの 検討は、フロント部分のサイズのみを
      比較することで可能なわけです。

    (2) ある面にメガネが入るかどうかというのは、面の大きさだけでは決まりません、
       面布団の張りかたでずいぶん変わるのです。 龍馬の46□14でも入らない面があるのに、
       46□16のHITTで 本当に全ての面に入るのでしょうか。

    (3)
《面が打たれて押されても空間があり、さらにレンズ保持部は フレーム保持部との間が
       サスペンションの役割をしているので、 顔面への打撃を吸収−減免します》
としてあります。
       しかし、腕が先端まで金属などのソリッドなものであると、
       面の動きにメガネがついて動いてしまうことがあるのです。
       龍馬が金属腕ではなくヒモにしている理由の一つは、そこにあるのです。

       また、金属製の細い腕で先セルを抜いて、シリコンチューブ をかぶせる方法で、面を被っても耳が痛くならない、
       というふうにした場合でも、 面の動きにつれてメガネが動く場合がありますので、
       その場合には、私たちは水平くんにします。
       http://www.skmnethttp://www.skmnet.org/kensenyou.html.org/suihei.html
       HITTではこういう作り替えは、まったく必要性がないのでしょうか。

    (4) この腕構造で腕の長さが140mmですと、耳の位置が後ろに ある大人の場合、腕の長さが足りず、
       すなわち、屈折点から先が 2cmほどしか残らなくなったりして、腕先による耳介の かかえこみ(まこきみ)が
       不十分になるわけです。
       そうすると、汗をかいて激しい運動をすると メガネがずり落ちやすくなるのではないでしょうか。

    (5)16mmしかない鼻幅で、スネークのクリングスがついています。
       これですと、鼻根が特に細い人やお子さんを除いては スネーク足をフィッティングすると、
       足の湾曲部がレンズの鼻側部に レンズ裏側に被さってきて、そこの汚れのふき取りができなくなります。
       それについては貴殿はどうお考えなのでしょうか。

    (6)
《ヒンジは棒状で従来品のような内側への突起がなく、 安全性が高まりました》としてありますが、
       剣道用メガネとしての ロックアイ、天武、剣道用丸型、龍馬、のいずれにもそういう 「突起」はありません。
       ここで言う従来品とは、このメーカーの従来の剣道用のことですね。 そうであれば、
       もっと誤解のおそれのない書き方の方がよいと思いますが、 いかがでしょうか。

    (7)HITTは貴社さんから全国のメガネ店に向けて 卸販売されていますが、ロックアイや天武、剣道用丸型など、
       ほかの剣道用メガネも、やはり同様の販売方法がとられていて、 一部の無責任なメガネ店は、 
       それらをネット通販にかけています。 HITTも同様のルートで、すぐにもネット通販に出てくると考えられますが、
       その場合に私は次の点に疑問を持ちます。
            (7)−1 レンズを入れるだけのメガネ店には、枠の調整を真剣にやる 責任感も持てないでしょうし、
                  とくに腕先の調整をきっちりと やってくれる可能性は少ないと思います。
                  では、もともとフィッティングの技術を持たないユーザー自身が、 きっちりと自分の顔に合うように、
                  この鼻あてや腕、腕先などを調整できるのでしょうか。

            (7)−2 通販で買ったこのHITTが自分の面に入らなかったら、 その人(子供)は、どうすればよいのでしょうか。
            (7)−3面の中に入るメガネは曇りやすいものですが、通販で 販売される場合に曇り止めを
                 一緒に販売されるケースが 少なくて、通販で剣道メガネを買った人で、曇り止めが
                 あることもしらないで困っている人もいます。
                 貴社は、通販でのそういう説明不足の販売に対する 対策は、何か講じておられるのでしょうか。

    (8) 貴社からHITTを仕入れるメガネ屋さんで、 剣道メガネの販売に慣れていない人なら、
       それをお客様に販売するときに、曇り止めを勧めるのを 怠る人もいるかもしれません。
       貴社のカタログのHITTのところに、 曇り止めを同時販売することを
       推奨する旨を書いておいた方がよいのではありませんか。