佐賀市・マタハリ昇進堂様 緒方洋一様への質問 |
2011.5.3 眼鏡公正広告協会 岡本隆博 貴殿が掲出しておられます、貴店のホームページ (http://www.geocities.co.jp/yo102818/ 201 1.5.3現在) について、 疑問を感じた点がありますので、質問いたします。 (文中の《 》内の記述は当該ホームページ(以下、HPと略す)から、原文のまま引用したものです) (1)このHPには、(メガネなどの)「調製」(岡本註:メイキングの意味)と書くべきところを 「調整」(岡本註:アジャスティングの意味)と書いてある箇所が非常に多いのですが、 貴殿は、なぜ「調製」とすべきところを「調整」と書かれるのでしょうか。 (2)貴殿は、検眼にはこだわりをお持ちのようで、貴HPに、 それについて 詳しく説明をされていますが、 フィッティングについてはほとんど触れられていません。 貴殿はフィッティングにはこだわりはお持ちではないのでしょうか。 (3)貴殿はこのHPで丸メガネの通販を行なっておられます。 メガネの通販は、http://eyetopia.biz/tuhan/に説明してあるように、 「無責任商法」 (たとえば、メガネの調製において重要なフィッティングも初めから 放棄してしまっている)ですが、貴殿はなぜそんな商法を実施しておられるのでしょうか。 (4)また、通販する枠が、丸メガネだけなのはなぜでしょうか。 (5)《深視力検査合格メガネ》というメガネがあるそうですが、 そのメガネで深視力の検査を受けて合格しなかったら、 《深視力検査合格メガネ》という表示は「虚偽表示」になるのではないでしょうか。 (6)そのメガネで深視力の検査に不合格だった場合、貴店はどのような補償をされるのでしょうか 。 それとも、そのメガネで深視力の検査を受けたら、みなさんが必ず合格するのでしょうか。 (7)「きき目」を「効き目」と書いたり「利き目」と書いたりしておられますが、 なにか、区別があるのでしょうか。 (8)区別があるとすれば、それぞれの「きき目」の定義を、 区別がないとすれば、 貴殿の書かれている「きき目」の定義を、お尋ねします。 (9)白内障の説明のページに、《白内障予防にUV(紫外線)カットレンズとルテインがいっぱ のほうれん草を》としてありますが、当店のお客さんで、ずっと以前から UVカットのレンズを入れたメガネを常用しておられるかたでも、 白内障になるかたが、けっこうおられます。 ゆえに、この貴殿の記述は、UVカットのメガネをかけていれば白内障を予防できる、 という誤解を招きやすい、不適切な文言で あると言えるのではないでしょうか。 *以下は、《視力質問箱Q&A》の中の記述についてお尋ねします。 (10)《厳密には25歳位から調節力の低下ははじまってるといえます。》 と書いてありますが、 これは明らかに誤りで、赤ちゃんのときから調節力の低下が始まっているの です。 それは10歳からの調節力の推移を検査した結果から推察できることですが、 貴殿が《25歳くらいから》とおっしゃることの根拠は何でしょうか。 (11)《すべてのサングラスが紫外線(UV)をカットするとは限りません。》 としてありますが、 きょう日、UVカットではないサングラスのレンズなんて、 ホントに市場にあるのでしょうか。 もしあるのであれば、どういう素材のレンズ なのかをお尋ねします。 (12)《両眼の視力の差が大きい目(不同視)は》という記述がありますが、 これは誤りです。 「視力の差」ではなく、正しくは「屈折力の差」、 一般の人にも わかりやすく書けば「矯正度数の差」です。 間違った記述での説明では、 啓蒙にはならないと思いますが、いかがですか。 (13)(調節力は)《年齢に従って漸減し、調節力は10才〜15才(調節力14D) (近点8c m)をピークに40才〜45才位からは調節力2.5D位になるので》 としてありますが、これは上記(10)の《25歳から》というのとは矛盾しますね。 (14)調節力については、測定値が10歳からしかないデータが多いので、 それをグラフにしたも のを見ると、調節力は10歳がピークだと勘違いしやすいのですが、 貴殿は、そうでなくて何かの根拠に基づいて、《10〜15歳がピーク》で、 それよりも年少であれば調節力はそれよりも少ない、 と考えておられるのでしょうか。 |
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