岡山県北区・アイズふれあい様 永久堅三様

                             2011.11.22 眼鏡公正広告協会 岡本隆博


   貴殿がネットに掲載されている、貴店のHP
   (http://f-megane.jp/index.html 2011.11.22現在)の中の
   記事について、疑問に感じたことをお尋ねします。

     http://f-megane.jp/08lens/career_color/careercolor.html

   上記の記事において貴殿は、3種のカラーレンズ、
   すなわち、
   ・ニューアリアーテの色で染色されたもの
   ・キャリアカラー
   ・CCP
   について、それらの分光透過率曲線を比較しておられます。

   この記事の関してお尋ねします。

  (1)この種のレンズが、ある特定波長の光を、一部または全部、目にまで到達させない
    (レンズの裏面よりも後ろへは届かせない)作用は、光学的な専門用語では「カット」
    ではなく「吸収」といいますが、「吸収」と言うと、一般のかたには
    「レンズがその光を取り込んで目の方にまでもってくる」とか「目がその光を吸収する」
    などという誤解をされる恐れがあるので、貴殿は「カット」と表現されたのでしょう。

    それはよいとしても、図においては、青色光はまったく「吸収」されておらず、
    すべてが「反射」しているように図示されています。
    これは実際の作用機序とは違う表示なのではないでしょうか。

  (2)この「比較1」において、
    ニューアリアーテはUV400カット素材でないレンズの分光透過率が示されており、
    ほかのものは、UVカット素材のそれが示されているはずです。

    だからこそ、ニューアリアーテのレンズでは400nmnに近いところの透過率が、
    ほかのものに比べて異様に高くなっているのであり、ニューアリアーテの曲線が、
    もしも、UV400カット素材のレンズに染色されたものの曲線であるのなら、
    他のレンズにかなり近い形になったと推察されますが、
    貴殿は、そうは思われませんでしょうか。

  (3)もし、そう思われないのでしたら、その理由をお尋ねします。

  (4)あるいは、そう思われるのであれば、こういう不公正な比較は
    貴殿の意図するところのものでしょうか。それとも、他の理由によるものでしょうか。

  (5)この比較の趣旨は、眼に対する保護機能を特にうたっていない
    ニューアリアーテのカラーであっても、キャリアカラーや東海の保護レンズに
    匹敵するような性能はないのだろうか、という疑問によるものだと私は思います。
    それであれば、ニューアリアーテのレンズについては、素材はほかのレンズと同様に
    UV400カットのものを使い、比較1でも比較2でも、
    もっといろんな色調のものについても検討すべきではないでしょうか。

  (6)この比較においては、見え方のコントラストを高めるために600nm付近の光は
    比較的減光しないほうがよいとの考え方での比較のようです。
    生理的病理的な観点からは、たしかに短波光は眼に(特に眼底に)よくないので、
    そこのあたりの透過の少な目のものを高く評価するのはよいとして、
    感覚的に目にまぶしく感じるのは、明順応においては比視感度が
    最高の555nm付近の光ですが、そのあたりの光については、
    「透過率が高いよいほうがよい」としても問題ないのでしょうか。

    まぶしがりの人にとっては、そのあたりの光はなるべく抑えられるレンズのほうが
    よいと私は思うのですが。


     次に、貴店の当該HPのトップページの記事についてお尋ねします。



  (7)貴店のHPのトップページに「眼鏡実務実績38年」としてありますが、
    それは永久店長さんの実績ですね。

  (8)トップページの記述では、眼鏡士が貴店におられるとのことですが、
    (社)日本眼鏡技術者協会のHPを見ますと、貴店におられる眼鏡士は、店長さんではなくて
    守屋博というかたのようです。そのかたの眼鏡実務実績は何年でしょうか。

  (9)店員さんが眼鏡士なのに、店長さんは、なぜ眼鏡士ではないのでしょうか。