メガネコンシェル様・天川龍介様への質問 |
||
2010.6.28 眼鏡公正広告協会 岡本隆博 http://www.ggm.jp/gkkk/ 貴殿が公開しておられるネットサイト「メガネコンシェル」 http://www.megane-concier.info/mc/super_consir_service0906.html(2010.6.28現在)の内容につきまして、 疑問に感じる点がありますので、ここにお尋ねをいたします。 以下《 》内は、貴殿のサイトから原文のままの引用です。 (1)貴殿はこれまでに700店以上のメガネ店を見て歩かれたそうですが、 (1)−1 その中で、両眼開放屈折検査を実施している店は、何%くらいありましたでしょうか。 (1)−2 その中で、両眼視機能検査を実施している店は、何%くらいありましたでしょうか。 (1)−3 その中で、フィッティングがきちんとできる技術者は何人くらい居たでしょうか。 (2)個人用コンシェルサービスについておたずねします。 (2)−1 3万円も出して、「専門的」アドバイスを求めようとするメガネユーザーが居るとは私には考えにくいのですが、 これまでに貴殿の個人用コンシェルサービスを利用したお客さんが実際におられたのでしょうか。 おられたのであれば、どこの店でどの程度の金額のメガネを買われたのでしょうか。 (2)−2 もしも、このサービスを実施して購入したメガネで、見えかたが悪いとか、掛け心地が悪いとかになった場合に、 貴殿は、どのようなアフターケアーをなさるのでしょうか。 (2)−3 この場合、検眼しているところを貴殿が横で見て、検眼技術が悪ければ購入をやめる、 ということはなさらないのでしょうか。 (3)このサイトに掲載の「メガネの買い方・使い方教室」は、これまでに有料で実施されたことがあるのでしょうか。 あるのであれば、どこで実際されたのかをおたずねします。 (4)このサイトに掲載の「遠近両用の買い方・使い方講座」は、これまでに有料で実施されたことがあるのでしょうか。 あるのであれば、どこで実施されたのかをおたずねします。 (5)《処方箋をもらったら》のところに、《ドクターが、その処方箋で作ったメガネを必ずチェックすると言ったら、 そのことを必ずメガネ店に伝えてください。メガネ店は、自店での測定はせず、処方どおり作ろうとするはずです。 ドクターから、目になんの疾病も無いと判断をもらい、かつドクターがその処方箋について何も注意事項を 述べなかった場合、セカンドオピニオンとして、メガネ店で測定をし、二つの度数を総合的に判断して メガネに入れる度数を決める方法もあります。》 としてあります。 (5)−1 上記引用文の後半の記述からして、眼科処方箋の度数がベストであるとは限らないということですね。 なのに、ドクターがチェックすると言った場合には、その処方箋の度数のとおりにメガネを作るのが、 そのメガネを使う人にとって本当に良いのですか。 (5)−2 もし、眼科処方箋のとおりに作って見え方に不具合があった場合は、お客さんはどうすればよいのですか。 眼科は何らかの責任をとってくれる(たとえば、レンズ代金を弁償するとか)のでしょうか。 (5)−3 眼科で眼に眼疾患がないと言われたとします。その眼科で眼鏡処方箋をもらって、 ドクターが「チェックするからできたメガネを持ってきなさい」と言った場合に、 できたメガネを眼科に持っていくと検査料金はかからないのですか。 (5)−4 その場合に、処方箋は眼科へ持っていかずに上記引用文の後半で貴殿が書かれた方法で 「総合的に判断」して度数を決めたらよいのではないですか。 (6)このサイトの「レンズについて」のところでは、もっぱらハードウエアーとしてのレンズについて述べられているだけで、 その他に「ピンポイントの調整」というよくわからないことが触れられているだけです。 実際のところ、レンズによる不具合の訴えは、そのハードウエアー上の問題から来るよりも、 度数の決め方からくる問題の方がはるかに多いのです。 すなわち、どんなに高級な両面非球面のレンズで作ってあっても、度数がいまいちならば、 見え方に不満が出るわけですし、逆に、上手な検眼や調整で作られたメガネなら、 レンズは一番安いものでも、たいていの場合、快適に見えます。 検眼技術の巧拙については、各店の、あるいは各技術者の検眼のレベル(知識、テクニック、経験など)が どうなのかということに依るのですが、そのレベルの差は幼稚園クラスから大学院クラスまであるわけで、 見え方の満足度に関しては、レンズの価格差によるレンズそのものの善し悪しの差は、 比べ物にならないくらいウエイトが低いです。そのことは貴殿のこのサイトではほとんど触れられていません。 その理由をおたずねいたします。 (7)「自分のサイズを知ろう」の欄に、Sが+0.50〜−2.50でCが0.75までの場合なら、 《非常に素直な度数で、失敗が少ない。どんな店で作っても、見え方にさほどの品質差はでないと思われる。 フレーム重視の店舗選択をして問題ない。》としてありますが、実際のところ正視に近い人ほど難しい ということもありますし、このあたりですと、検査の際に調節の介入があることが多く、 また絶対度数が少ない人ほど左右バランスの取り方が難しいものです。 だから、このあたりの度数だと少々ヘタな検眼でも大丈夫、などと言えたものではないのですが、 貴殿は、何を根拠に上記引用部のようにおっしゃるのでしょうか。 (8)「チラシの評価」のところに、 《このページは、自分自身も眼鏡チェーン店でメガネ販売をしていた眼鏡業界コンサルタントの天川が、 言いたいことを書いた独り言であります。》としてありますが、 「独り言」としておけば公表した文章に何を書いても営業妨害や名誉毀損の罪から逃れられる、 というわけではないのですから、なぜ「独り言」とされたのかが、私にはわかりません。 その理由をおたずねします。 (9)「サイトについて」の「問い合わせメール」のメールアドレスにはリンクがかかっていません。 これは、なるべくならメールを受けたくないからでしょうか。 それとも、単にリンクを掛けるのを忘れたからでしょうか。 (10)メガネスタイリストに応募がありましたでしょうか。 なかったのであれば、その理由をどう推察されるでしょうか。 (11)このサイトの趣旨とやや似た趣旨のサイトを私はアップしております。 「大阪流・眼鏡店の選び方」http://homepage1.nifty.com/EYETOPIA/sp/ これについて、ご意見ご感想をお聞かせいただけませんでしょうか。 (12)貴殿は「眼鏡評論家」と名乗っておられます。 では私が主宰する下記のサイトに対するご意見、ご感想を御願いできますでしょうか。 「眼鏡技術者のナマの声」http://www.optnet.org/namanokoe/ |
||
![]() |